メニュー

柴田和郎(Shibata Kazuro)

こころの医療を、もっと身近に

私は長崎の田舎にある精神科病院の息子として育ちました。幼い頃から病院のお祭りに参加し、患者さんたちと自然に交流を重ねる中で、精神疾患のある方々を「特別な存在」として意識することはありませんでした。むしろ、ごく普通の地域の一員として、当たり前に関わりを持ってきたことが、今の自分の礎になっていると感じています。

その後、山梨で医学を学び、山々に囲まれた穏やかな土地で人の身体や心と向き合う基本を学びました。卒業後は東京で精神科医としての研鑽を積みながら、北海道や関東圏のさまざまな医療機関で勤務してきました。加えて、高齢者の地域相談や、障害福祉サービスの利用に関わる判定業務(いわゆる「愛の手帳」)など、行政や福祉と連携した実務にも携わってきました。そうした中で、地域ごとに異なる精神医療の課題や、患者さん・ご家族が抱える多様な悩みに向き合ってきました。

こうした経験の中で私が強く抱くようになった思いは、「メンタルケアの壁をもっと低くしたい」ということです。心の不調は、誰にでも起こりうるものです。それにもかかわらず、「精神科にかかること」への抵抗感はいまだ根強く、受診が遅れたり、治療が中断されたりするケースも少なくありません。私は、誰もが気軽に相談できる場、そして必要なときにすぐにアクセスできる仕組みを整えることが、精神医療の未来にとって欠かせないと感じています。

現在、地方では医師の高齢化や人材不足が深刻で、やむなく閉院に至る病院も増えています。こうした医療資源の限られた地域にも、継続的なケアを届ける仕組みが必要です。私自身、これまでの経験を活かしながら、都市部に限らず、地方の医療にも貢献できる方法がオンライン診療であると確信しています。

心の健康を支えることは、人生を支えることにつながります。どんな小さな悩みでも、どうぞ安心してご相談ください。ひとりひとりに寄り添い、丁寧に向き合う医療をこれからも大切にしてまいります。

経歴

  • 山梨大学医学部医学科 卒業
  • 東京女子医科大学神経精神科 入局
  • HANAZONO病院, JCHO東京新宿メディカルセンター, 遠軽学田病院, 都内クリニックなどで勤務
  • 2025年7月から神田室町こころクリニックで勤務(非常勤)

資格

  • 医学博士
  • 精神保健指定医
  • 日本精神神経学会精神科専門医
  • 日本医師会認定産業医

ご挨拶動画

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME